今回はポータル内に表示するレコードを特定の制限で絞りこむ方法を確認します。
今回は日付の制限をかけたいと思います。
大きく2つの方法があります
- [ポータルレコードのフィルタ] を使用
- リレーションシップを使用
詳しく説明していきます!
今回のテストファイル
見積を管理するカスタムAppがあります。
顧客のレイアウト上には、今までの見積の履歴一覧がポータル表示されています。
この時
見積作成日が2021/06/01 〜 2021/06/30 の情報だけをポータルに表示させます。

テーブル 2つ
- 顧客
- 見積
リレーションシップグラフ

[ポータルレコードのフィルタ] を使用
[ポータル設定]の[ポータルレコードのフィルタ] を使用して設定します。

[指定…]をクリックすると計算式を記述するダイアログが表示されます。
ここに、どんな条件で絞り込むか計算式で記入します。
手順を確認します。
- 2つのフィールドを作成
・g開始日付
・g終了日付
をグローバルフィールドで作成します。タイプは日付です。
グローバルフィールド専用のテーブルを作成し、そこに上記の2つのフィールドを作成していきます。

※ グローバルフィールドはリレーションに関係なく参照できるのでリレーションシップグラフは設定する必要がありません。
2.顧客レイアウトに「g開始日付」「g終了日付」フィールドを配置

3. 計算式を記述
計算[ポータル設定]の[ポータルレコードのフィルタ]にチェックを入れ [指定…]をクリックし計算式を記述します。
グローバルフィールド::g開始日付 ≤ 見積::日付 and
見積::日付 ≥ グローバルフィールド::g終了日付
以上で完了です。
リレーションシップを使用
リレーションシップを利用して設定します。
リレーションを設定するために必要なフィールドを作成します。
手順を確認します。
1. 2つのフィールドを作成
・g開始日付
・g終了日付
をグローバルフィールドで作成します。タイプは日付です。
今回はリレーションの条件にこの2つのフィールドを使用するので、顧客テーブルに上記のフィールドを作成します。
2.リレーションを設定します。
「見積」と「顧客」TOを結び、リレーション条件を設定します。


3.顧客レイアウトに「g開始日付」「g終了日付」フィールドを配置
以上で完了です。
いかがでしたか?同じ結果でも、様々な方法で実装することができます。
ご自分の目的に合わせて使い分けてみてください。
グローバルフィールドは色々な使い方ができてとても便利ですね😊
今後も、自身の学びについてアウトプットしていきたいと思います👍
初学者向けの内容ではありますが、今後ともよろしくです🙌
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