FileMaker 【7】構造設計(検索モードからの処理)

前回、構造設計で使う検索モードについての基本を学びました。
検索モードを使う事で効率的にできる事を、例をあげて行ってみます。

検索モードからの処理

データの空欄を検索し、空欄が無いように一括修正してみます。

1、⌘F 検索モード 
特定のフィールドにカーソルを合わせる。
 [演算子] “”フレーズに一致 を選択。
“”は文字列を表しているので ” “ で空欄を指定するという意味になる。Enter

2、データに空欄があるものが検索で表示される。
フィールドにカーソルを合わせる。
[レコード][シールドの内容の全置換]

3、[計算結果で置き換える]にチェック⇨「フィールド内容の全置換」ダイアログが表示⇨計算式を入力 Trim(前後の不要な空白を削除する)[置換]

空欄があった対象データのみに、データの修正をかける事ができた😁

関連レコードの検索

ポータル >>> レイアウト上に、元レコードに関連するレコードを表示させること

索引設定

索引を設定する事で検索の対象になる。
1、[フェイル][管理][データベース][フィールド]を表示
フィールドのオプションを見ると「索引設定済み」となっているものと空欄のものが確認できる。

2、特定のフィールドをダブルクリックすると「オプション」のダイアログが表示される。
索引の項目に3種類の表示がある。

  • なし
  • 最小限
  • 全て

フィールド作成時は [なし] (必要時に索引を自動設定)に設定される。
検索やリレーションシップでフィールドが使用されると自動で索引設定が[最小限]に切り替わる。

3、つまりオプションが空欄のフィールドでも、一度検索すると自動で表示が変わり「索引設定済み」となる。

新規フィールド作成時の索引は デフォルトで [なし](必要時に索引を自動設定)に設定されている。
一度検索すると自動で、索引設定を[最小限]に切り替えてくれる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました