FileMaker 【12】機能設計(スクリプトによる自動化)

前回は画面設計(レイアウト)について学びました。
今回は機能設計のスクリプトの設定により、ユーザーに使いやすい機能を作ることを学んでいきます。

スクリプト

自動化 >>> ユーザが毎回手作業でおこなうのではなく一部あるいはすべての順序を自動的におこ
なえるようにすること。

スクリプト >>> 自動化のために作成されるもの。画面上で動く機能を作ること。

  • 1つ1つの手順をスクリプトステップというもので記述。
  • 1つ以上のスクリプトステップ集まりをまとめたものをスクリプトという。

スクリプトの作成(単一ステップを変換)

ボタンを先に作成している場合。

1、⌘L レイアウトモード
2、ボタンをダブルクリック。[ボタン設定]ダイアログを表示。
3、単一ステップの下の「レイアウト切り替え」をクリック。
4、[ボタン処理]ダイアログが表示。
5、左下[スクリプトに変換 …]をクリック。
6、スクリプト名を入力する。[OK]

スクリプトの新規作成

1、shift ⌘ Sスクリプトワークスペース]を表示。
2、左上[+]ボタンで新規スクリプトを作成。
3、スクリプトを編集。まず名前を付ける。
4、実行したい機能の動きを考えながらスクリプトステップを順番に入力していく。
5、⌘ S スクリプトの保存。

スクリプトの使用

スクリプトはなにかに「割り当て」てることで実行できる。主にボタン。

1、⌘L レイアウトモード
2、ボタン作成
3、[ボタン設定]ダイアログが表示される。
・スクリプトステップを直接 1 つだけ割り当てる場合は「単一ステップ」を選択
用意したスクリプトを実行する場合は「スクリプト実行」を選択
4、[スクリプトの指定]で実行させたいスクリプト名を選択。[OK]

スクリプトの削除

削除には十分な注意が必要。スクリプトの削除は元に戻せ無いため。
どこに割り当てていたか覚えていたつもりでも、思わぬところから実行されていることがよくある。

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